娘(どんちゃん:2016年9月生まれ)に読み聞かせた絵本の記録。
冬場の遊びのひとつでもある「おしくらまんじゅう」
「おしくらまんじゅう 押されて泣くな♪」というフレーズが有名ですね。
子どもの頃あたたかくなるからと言っておしくらまんじゅうをよくやりましたが、当時はどうしてこれであたたかくなるんだろうとよく疑問に思っていました。
今回紹介する絵本はそんな「おしくらまんじゅう」を行うかわいいまんじゅうのお話です。
おしくらまんじゅう:かがくひろし
おしくらまんじゅう:かがくいひろし
ブロンズ新社
980円+税
価格 | |
---|---|
子どもの人気 | |
コミュニケーション | |
読んであげるなら 0歳~
保育園でのよみきかせ 0歳・1歳児クラスに多い
おしくらまんじゅうがテーマの絵本
だるまさんシリーズで有名なかがくいひろしさんの作品。
私がかがくいひろしさんを知ったきっかけはこの絵本でした。
とにかくキャラクターの表情や仕草がかわいいので、著作はほとんど持っています。
おしくらまんじゅうはその名の通り冬の遊びの代名詞「おしくらまんじゅう」をする絵本。
ページをめくるにつれまんじゅうと一緒に遊ぶ相手が変わってきます。
でてくるのは「なっとう」「こんにゃく」……とチョイスが逸脱。
なっとうの時は「おしくらなっとう」と相手を押して、結果がどれも違ってくるのが面白いですよ。
読み聞かせにも一工夫を
おしくらまんじゅうは1対大勢の読み聞かせでも十分人気のある絵本なのですが、1対1で読むのも良いです。
わたしの職場の保育園ではお昼寝前に絵本を一人1冊持ってきて先生に読んでもらう特別な時間というのが設けています。
これは普段は1対大勢でよみきかせをすることが多い保育園生活の中で、1対1の「先生との特別な時間」を作ろうと考えたからです。
そのよみきかせの時間に一番人気なのがこの「おしくらまんじゅう」。
おしくらまんじゅうを読んでいる時、おされてぎゅーの「ぎゅー」の時に子どもを抱きしめてみたり、他の擬音の時にくすぐったり背中を指でつたってみたり(くすぐったいの……わかります?)
ちょっとした工夫ができるのでやってやってと大騒ぎ。
いつもこの絵本が戻ってくるまで列になって待っているので、寝るまでに時間がかかるときもよくあります。
親子のコミュニケーションに「おしくらまんじゅう」はおすすめしたい絵本です。